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2024年7月24日、米ノースカロライナ州の選挙集会で演説するトランプ前大統領=AP

 米共和党のトランプ前大統領は24日、バイデン大統領が大統領選から撤退してから初の選挙集会に臨み、民主党の候補者となるカマラ・ハリス副大統領への批判を繰り広げた。新たな一騎打ちの構図で、11月の投票日に向けた選挙戦が再び動き出した。

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 ノースカロライナ州で開いた選挙集会でトランプ氏は、ハリス氏を「ウソつきカマラ」と呼び、演説の大半を批判に充てた。暗殺未遂事件後に党派を超えた「団結」を呼びかけた演説から一転、相手候補を徹底的にやり込める姿勢が戻ってきた。

 トランプ氏はハリス氏を「米国史上、最もリベラルな政治家だ」と位置づけ、「彼女は急進的な左派で、もし大統領になれば、我が国を破壊するだろう。阻止しなければならない」と訴えた。

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